はじめに:手続きは自治体によって違うこともあります
この記事では、私が実際に行った「失業保険(雇用保険)」の手続きをもとに、流れや気づいたことをまとめています。
ただし、手続きの内容や必要な書類は、お住まいの地域やそのときの状況によって違うこともあります。
あくまで一例として参考にしていただき、詳細は必ずご自身の地域のハローワークや市役所の情報をご確認くださいね。
まず最初に向かったのは「ハローワーク」
退職後、私が最初に向かったのはハローワークでした。「失業保険の手続きって、どこから始めるの?」と少し不安もありましたが、会社から届いた離職票がきっかけで行動開始。
◆私が持って行ったもの
・離職票(退職後、会社から郵送で届きました)
・マイナンバーカード
・印鑑(念のため持参)
・通帳やキャッシュカード(振込先の確認に必要)
持ち物については、事前にネットで確認しました。
手続きに必要なものに「顔写真 2枚」とあったのですが、マイナンバーカードがあれば顔写真を省略することができるとのことだったので、私は持参しませんでした。
マイナンバーカードをお持ちでない場合は、通知カードや住民票が必要となりますので、事前に確認してくださいね。
求職申し込みと手続きの流れ
ハローワークの受付で「失業保険の手続きをしたい」と伝えると、すぐに対応してもらえました。まずは求職申し込みの書類を記入。その後、端末に案内されを過去の職歴や希望職種などを入力するように言われました。
そのあと、退職理由の確認、さきほど入力した内容の確認、職業訓練やセミナーについて説明がありました。
その後、雇用保険に関する説明があり、「雇用保険受給者説明会」の日程も案内されました。これは失業保険を受け取るために必要なステップなので、必ず参加が必要です。
説明会とその後の流れ
私が説明会に参加したのは、ハローワークに行ってから2週間後くらい。
説明会では、失業手当のしくみや手続きの流れ、認定日のことなどを詳しく教えてもらいました。
この時点で、最初の「失業認定日」も教えてもらえました。認定日にハローワークへ行って、求職活動の報告をすることで、ようやく給付が受けられるようになります。
求職活動は、失業保険生活のメインと言っても過言ではありません。
後に詳しく記事にしたいと思います。
行ってみて感じたこと
ハローワークは少し緊張しましたが、職員の方が親切に対応してくださったので安心できました。
手続きの最後、退職理由の確認をしていたときに、職員さんがぽつりと「長く勤められたのに、残念でしたね」と声をかけてくださって。
その一言に、張りつめていた気持ちがふっとゆるんで、涙が出そうになったのを覚えています。
誰にも話せなかった思いを、少しだけわかってもらえた気がしました。
・混みやすいので、時間に余裕を持って行くのがオススメ
・書類のチェックリストを作っておくと、忘れ物の不安が減ります
・分からないことがあったら、その場で聞けば大丈夫!
最初の一歩を踏み出せば大丈夫
退職したばかりの頃は、気持ちも落ち着かなくて「何から手をつけたらいいの?」と戸惑うかもしれません。
でも、まずはハローワークへ行ってみることで、手続きの流れが見えてきます。
私自身、ハローワークへ行ったことで第一歩が踏み出せたと感じました。
この記事が同じような状況の方の参考になればうれしいです。
次回は、退職後の健康保険の切り替えについてご紹介します。
Photo by Unsplash/Kelly Sikkema
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